馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

東京優駿の言い訳。馬も飛行機も、速いヤツは雲を引く。

 「豚のヤツ、雲を引きやがった!」というのは映画『紅の豚』で主人公・ポルコがカーチスとの決闘で高機動を見せた時のセリフですが、馬のヤツも、速ければ雲を引きやがるんだなと思わされたコントレイルの圧勝劇でした。

 

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 コントレイルは五分のスタートを切った後は、アルジャンナ・コルテジア・ディープボンドのノースヒルズ勢三頭に護衛されるように好位でレースを進め、直線でやや外目に持ちだすと後方からサリオスがやってくるのを待つようにして残り200m手前で加速、そのまま後続を突き放しての完勝となりました。

 これで牝馬二冠のデアリングタクトに続いて、無敗のクラシック二冠となりましたが、同年に無敗の二冠馬が登場するのはこれが史上初めてとなります(無敗でないとカブラヤオーとテスコガビー、ネオユニヴァースとスティルインラヴの2例アリ)。

 また、皐月賞とクラシックの1・2着が同じ馬、同じ着順の並びとなるのは1983年のミスターシービー・メジロモンスニー以来37年ぶりとなります。そして、予想の記事でも触れましたが、コントレイルは21世紀の三冠馬ディープインパクト・オルフェーヴルに続いて3枠5番でのダービー制覇となりました。

 

で、ワタクシの予想ですが。

 

chisou-horse.hatenablog.jp

 3着が全くもってかすりもせず、でございました。本線の相手だったワーケアが8着、サトノフラッグ11着では何の敗戦の弁も出てまいりません。せいぜい見せ場があったとしたら4コーナーでほぼ最後方にいたブラックホールがしれっと7着に飛び込んできて、父ゴールドシップ譲りのトリックスターぶりを見せつけたくらいでしょうか。

 

 この秋の牡牝同時の無敗三冠達成に期待がかかりますね。そのころにはアーモンドアイが安田記念・天皇賞を圧勝していて、GⅠ10勝目に王手をかけた状態で、ジャパンカップで三頭ぶつかってほしいなあ、などと夢の対決を妄想したりしています。

 

 

◆POG2019~2020最終結果

 サトノフラッグのダービー11着をもって、2019~2020シーズンのPOG全出走が終わり、最終的な結果は以下の通りとなりました。

<POG2019ここまでの成績>
(丸囲み数字は着順)

アブソルティスモ   ②❶③❶④⑪④
ロジアイリッシュ   ②④⑦⑫③③❶
コパノリッチマン   ⑮⑧⑮(抹消)
ウインドジャマー   ⑤②②⑩③④⑪③⑤
ギルデッドミラー   ❶③⑥②❶②③
エレガントチャーム  ⑤❶⑤
クレパト       ⑦②❶⑮⑧➈⑧
クロスキー      ⑥⑭⑧
スターズプレミア   ②④④➈③⑧
フロイデンベルク   ⑥(抹消)
アドマイヤメジャー  ➈③②②⑪
サトノフラッグ    ⑥❶❶❶⑤⑪
マテンロウディーバ  ❶③⑩⑤
ジャルジェ      ⑤❶⑦
アイガーテソーロ   ⑫⑭⑩

 

さっそく来週から2020~2021が始まるので、その前に過去3シーズンの結果と合わせての成績推移と、次シーズンの指名馬の紹介記事を書こうと思います。