天皇賞・春の言い訳。ルメ宮クリ仁さまには逆らってはならぬ。
クリストフルメール騎手、今回のフィエールマンでの春天連覇で元号またぎ&春秋またぎで天皇賞4連勝となりましたね。もしも秋の天皇賞をアーモンドアイで連覇できたならば、もうルメ宮クリ仁さまと名乗ればいいと思います。知らんけど。
大外枠からの発走や有馬記念以来のブランク明けなど懸念点は多々あったもののふたを開けてみれば見事に1番人気にこたえての優勝。昨年グローリーヴェイズとの叩き合いを制した時もそうでしたが、並んでからの勝負根性が並々ならない馬ですね。これでフィエールマンはGⅠ3勝目。ディープインパクト産駒の牡馬としては単独トップの勝利数となり、「3勝の壁」を見事に突破しました。
今後のローテーションはまだわからないですが、ここまでかった3つのGⅠがすべて3000m以上のため、種牡馬としての価値を高めるには2000m前後でのGⅠ価値が求められますね。そうすると、今年は海外遠征はコロナウイルスの影響で恐らく無理だと思うので、春に宝塚記念をもう一走、秋は古馬三冠のどこを使うか…ですね。秋の天皇賞は使うにしてもルメール騎手はアーモンドアイに騎乗すると思われるので(アーモンドアイがエリザベス女王杯に回るウルトラCがない限りは)、その辺をどうするか、という課題は残ります。
で、2着に大激走したスティッフェリオですが、アレは事前の予想では拾えませんでした。レースの展開的にキセキが無事にスタートを切って前目につけ、スタンド前で外に膨らみながら引っかかっていったことで前にダンビュライトとキセキの2頭を置きながら好位置で脚を溜め、コースもずっと最内の経済コースをプレッシャーをかけられずに進められたことが好走の理由でしょう。一方、本命にしていたユーキャンスマイルは最後の直線で内側に進路を取ったのが運命の分かれ目だったかと。4着に入っているので引き続き善戦はできているのですが、2・3着の馬が外伸びの馬場を利してスムーズに競馬をした分足りなかった感じですね。というわけで、私の予想はトッパズレでございました。
◆POG指名馬出走結果
5/2(土)東京5R ウインドジャマー【3着】
今回も相手なりに走っての善戦止まりでした。今回が8戦目ですがそのうち6戦で入着、3回は馬券圏内とある意味馬主孝行な馬ではあるのですが、イマイチ突き抜けられませんね…。POG的にはもう1走できるかどうか、そこで勝てるかどうかですが、仮に8月までに勝ち上がれなくても地方競馬で活躍・そこから中央再転入なども十分に考えられる馬なので、やっぱりオーナー的にはいい馬でしょうね。
<POG2019ここまでの成績>
(丸囲み数字は着順)
アブソルティスモ ②❶③❶④⑪④
ロジアイリッシュ ②④⑦⑫③③❶
コパノリッチマン ⑮⑧⑮(抹消)
ウインドジャマー ⑤②②⑩③④⑪③
ギルデッドミラー ❶③⑥②❶②
エレガントチャーム ⑤❶⑤
クレパト ⑦②❶⑮⑧➈
クロスキー ⑥⑭
スターズプレミア ②④④➈③⑧
フロイデンベルク ⑥(抹消)
アドマイヤメジャー ➈③②②⑪
サトノフラッグ ⑥❶❶❶
マテンロウディーバ ❶③⑩⑤
ジャルジェ ⑤❶⑦
アイガーテソーロ ⑫⑭