馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

無観客競馬の風景・点描(3/1)鮮烈デビューと有終の美と

昨日に続いての無観客競馬2日目。

初日にも感じましたが、ひとつひとつの

ドラマがノイズが少なく伝わって

くるように感じられます。

 

今日も一日、色々とドラマチックな

出来事がありました。

 

まずは、無観客競馬ではないですが

未明に行われた史上初の

サウジカップと一連のアンダーカード。

 

各レースで日本馬の好走が見られましたが、

なかでも驚いたのはフルフラットによる

サンバサウジダービー制覇。

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映像を見ても、かなり強い勝ち方を

したと思います。この後はドバイに転戦して

UAEダービーを目指すようですが、

ここでも好走できれば、米クラシック

参戦も視野に入ってくるのではないでしょうか。

昨年はBCジュベナイルに出走して

5着に入っており、適性はあるかと。

 

ちなみにこのレースの1着賞金は

邦貨換算で約5200万円とのこと。

JRAのGⅡとほぼ一緒ですね。

サウジカップの1着賞金11億の

インパクトで、このレースも高額

賞金なのかと思っていましたが…。

ちなみに次走UAEダービーの

1着賞金は約1億円です。

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そして夜が明けて3/1のJRA開催。

この日は新人騎手4名のデビューと

作田誠二・山内研二両調教師の

ラストデーとなりますが、さっそく

阪神の1Rで、このレースが

デビュー戦となる泉谷楓真騎手が、

嶋田純次騎手以来10年ぶりの

初騎乗初勝利を達成。しかも、

史上初となる1着同着での達成と

なりました。

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このレース、メイショウヒバリに騎乗した

泉谷騎手はスタート興発から先頭に立って、

しっかりとペースをコントロールしての

逃げ切り勝ちのように見えましたが、

本人のコメントによればかなりバタバタと

していたとのこと。

 

直近のnetkeibaコラムで佐藤哲三

元騎手が「本当に上手い騎手は、

なにもしていないように見せる」と

いったようなことを書いていましたが、

泉谷騎手のこのレースの騎乗ぶりは

まさにその片鱗を見せるものだったと

ワタクシは思います。

 

さらに、本日がラストとなる両調教師、

作だ誠治調教師は中京8R、山内研二

調教師は阪神12Rがそれぞれ最後の

出走となりましたが。

 

どちらも1着となりました。

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引退調教師管理馬の大駆けはこの時期の

風物詩でもありますが、ラストランで

そろって優勝というのはなかなか

珍しいのではないでしょうか。

 

出会いと別れの季節を色濃く感じる

無観客競馬の2日目でした。

 

ちなみに東西重賞予想はどちらも

テイエムトッパズレです。

でも、予想にあくせくしないで観る

競馬というのもいいものですね。