有馬記念、そしてリスグラシューの振り返り。
今年も有馬記念が終わりました。
結果はご存知の通り今回がラストランの
リスグラシューによる圧勝劇でした。
道中は好位のイン側に潜り込んで
しっかり脚を溜め、3~4コーナーで
後方からまくり気味に上がっていった
馬たちをしっかりと見て直線
外に持ち出した(この4コーナーの
コース取りはD.レーン騎手の
神業でしょう!)後は、まさに
「もりもり」と伸びて5馬身差でゴール。
見事にGⅠ三連勝で有終の美を
飾りました。
圧倒的人気を背負ったアーモンドアイは、
道中内に入り込めず、また、
一周目のスタンド前で馬が興奮
してしまい、C.ルメール騎手
にしてはめずらしくリズムに
乗れない競馬でした。
最後はスタミナ切れでバテたという
よりも、馬自身が走るのをやめた
ような形で9着入線。フィジカル的には
特に問題がないようですが、しっかりと
立て直さないとならない状況なのは
間違いないでしょう。
我が本命、ワールドプレミアは
スタートで後手を踏みががらも
差し展開を利して3着。コース特性上
どうしても最後差し届かない
「有馬記念あるある」なレース
でしたが、見せ場十分の競馬でも
あったのではないかと思います。
2着にサートゥルナーリアが
挟まったことで、ワタクシの
予想は残念ながらハズレ。
週間トータル成績も回収率
75%という可も不可もない
結果でした。
とはいえ、まだまだ月間トータルでは
回収率120%を維持しているので、
JRA年間最終日の28日も
しっかりとせこく攻めて
いきたいと思います。
そして、今回の圧勝劇をもって
ターフを去るリスグラシュー。
個人的には、ハーツクライ産駒の
成長力をライブで学ぶ貴重な
機会をくれた馬でした。
とくに、昨年2018年の
エリザベス女王杯は、事前の
見解からパーフェクトに的中できた
これまでの競馬キャリアの中でも
指折りの会心のレースとして
今後も忘れることはないでしょう。
また、キセキとの一点勝負を
的中させた2019年の宝塚記念も
思い出深いレースの一つです。
現在、ワタクシの出資馬の中で
唯一勝ちあがっている
ポレンティアちゃんも
ハーツクライ産駒なので、今後の
大きな成長に期待をしています。
リスグラシューにはぜひ元気な仔を
産んでほしいと思いますが、
キングマンボ系がつけられる血統なので、
スピード能力と母系のタフさの
掛け合わせを期待してのロードカナロア、
更なる成長力を期待してのルーラーシップ、
牝馬が生まれてその後ディープ産駒や
キタサンブラックをつければ
ウインドインハーヘアの牝系クロスが
発生するレイデオロなど、配合を
考えるだけでも楽しいですね。
ともあれ、まずはリスグラシューと
関係者の皆様お疲れさまでした!