馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【検証・レビュー】ニコンCOOLPIX B500は、一口馬主親バカカメラ足り得るか。

子供の運動会に合わせてカメラとか

買っちゃう親御さんの気持ちが、最近

やっとわかるようになりました。

相手は子供じゃなくて馬なんですけどね。

 

というわけで、一口馬主生活を

していると、どうしても出資愛馬の

写真を撮りがちになります。

 

かくいうワタクシも、関東の競馬場に

出走してくる際に臨場すると、

それはそれは携帯のカメラで写真を

撮りまくっていたわけですが、

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先日登録抹消したステリーナちゃんの新馬戦ですな。

せいぜいこの写真くらいの

画角と描画が関の山。

出来ればもう少し寄って、かつ、

パキッとした描写の写真が

撮りたいな、と。

 

そんなカメラに求めたい条件は、

・ズーム機能が充実している

・少なくとも携帯カメラ以上の描画力

・プロレベルの機材は不要

・なるべく安く収まってほしい

 

こんなところですが、

「ニコンCOOLPIX B500」が、

かなりこの条件に近そうなため、

さっそく購入してみました。

 

なので、ちょいとインプレごっこをば。

 

このモデル、現在は実勢価格2万円を切っており、

かなりお買い得なモデルといえるでしょう。

 

また、市販の単3電池で駆動する点も、

いざというときの電源確保の点でかなり

ありがたいです。ちなみに、製品附属の電池で

ここまで500枚近く撮影&液晶での

プレビューを行っていますが 、バッテリーの

ゲージは全く減らず、かなりの高燃費です。

 

詳細なスペックは、ニコンのHPをご覧ください。

www.nikon-image.com

で、来たる秋競馬での愛馬出走に備え、

さっそく大井競馬場でテストを敢行してきました。

 

◆パドックではだいぶ寄った写真が撮れる!

一口馬主的に、我が愛馬の写真を一番

撮影するスポットといえばパドックだと

思いますが、このカメラ、35㎜フィルム換算で

最大焦点距離900㎜相当ほどの光学ズームが

ついているので、パドックで最前列に

陣取らなくても、ガッツリ寄った写真が撮れます。

 

具体的にはこれくらい。

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こちらの馬は、8/12の大井2Rに出走した

ヤマノシャチー号ですが(11番人気で1着)、

皮膚に浮き上がった血管までバッチリと

捉えられるほどの描画力。十分以上の

性能を発揮してくれています。

 

もう少し引き気味に撮ると、さらに

パキッとした写真が撮影可能です。

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さらに遠く、スタンド3階から

ガラス越しに撮ってもこれくらい

寄った画を捕らえることが可能。

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パドック撮影に関しては、

全く文句なしの性能であると

いえるでしょう。これはいい買い物をしました!

 

◆返し馬やレースはどれくらい撮れる?

一方、速い動きを捕らえる

シチュエーションとなると

 

・ファインダーがない

・液晶の視差がそこそこデカイ

・シャッタースピードが完全オート

・マニュアルフォーカスがついてない

 

といった点で、若干苦手なモデルで

あるといえます。

 

返し馬も、常歩で歩いているくらいの

動きであれば十分にとらえられますが、

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キャンターにおろすと、かなり

とらえるのが難しいです。

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メインレースの頃は、バックのイルミネーションがきれいなんでしょうなあ。

さらに、レースになると、ズーム自体は馬の顔を

接写するくらいには寄ることができますが、

これくらいの画角が限界です。

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あくまでも被写体の移動速度とサイズに

よる問題であって、カメラそのものの

不備ではありません。

 

実際、被写体のサイズや被写体までの距離に

よってはこれよりも4~5倍速いスピードで

動く物体でもきっちりと寄った画角で

とらえることができます。

 

馬ではないですが、参考に2枚ほど

羽田と成田で撮った飛行機の写真を

載せておきます。 

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競馬のレースでもっと寄った

写真を撮りたいのであれば、

・マニュアルフォーカスがある

・ファインダーがついている

・シャッタースピードが自分で設定できる

こういった機能が付いたズームの

充実したコンパクトデジカメを

買うのがいいでしょう。

 

具体的には、以下のモデルがオススメです。

 

 実勢価格は42000~43000円前後、

バッテリーパックが専用のものになり、かつ、

フル充電で400枚ほどの撮影となる点が

COOLPIX B500よりも若干のデメリットですが、

撮影用途に沿って選ぶのがよいでしょう。

 

詳細なスペックは以下Kodak社HPにて。

 

kodakpixpro.com

 

 

【結論】

ニコンCOOLPIX B500は、

一口馬主親バカカメラとして

かなりいいです。オススメ!