夏競馬だ!北海道だ!!攻略方針を確認するぜ。(函館編)
今週末から函館競馬が開幕。北海道
シリーズが始まるといよいよ
夏競馬本番に突入です。
※コース図画像はJRA公式サイトより引用。
芝コースはA~Cコースでそれぞれ1周
1626.6m~1675.8m、直線走路の長さが
262.1m~264.5m。
中山競馬場の内回りコースより一回り
小さいくらいのサイズですが、特徴的なのは
全場唯一「直線が下り基調」であるというところ。
基本前残り前提のコース形態といえそうです。
また、北海道の競馬場は、馬場が洋芝100%となり、
エクイターフによる高速化が著しい中央場所とは
馬場傾向が一変する点が非常に重要となります。
これらの特徴より、好走のために求められるのは
○先行力、もしくはまくっていける操縦性
○洋芝への適性
大きくはこの2点。具体的に狙いたい
タイプの馬としては、
○北海道で勝ちあがった後、他場の自己条件で
頭打ちだった馬が再び北海道参戦。
○エクイターフの高速馬場では「重い」血統構成の
馬で、北海道実績の高い種牡馬の産駒
○中央場での戦績を見た時に、内回りと
外回りで明確な「出し入れ」のある馬
(もちろん狙うのは内回りで好走する馬)
○3角→4角→入線で、マイレースしっかり順位を
上げている馬。要するにロングスパート型
○夏場の開催なので、なによりも牝馬
このあたりを「条件戦で」狙って行くのが
いいでしょう。今年から降級制度がなくなっており、
降級馬と現級馬の力量差比較をする手間が
省ける分、より狙いやすい開催になるのでは
ないかと睨んでいます。
試しに、土曜12R遊楽部特別(1勝クラス)の
特別登録馬から上記条件に合う馬を
ピックアップしてみると、
・アイネバーフェイル
父ノヴェリストに母父マンハッタンカフェ。
北海道開催にドンピシャな血統。未勝利
勝ちあがり後頭打ちも2走前札幌で5着掲示板。
・サクラユニヴァース
昨夏札幌で未勝利勝ち上がり後現級で頭打ち。
昨年の北海道シリーズは3→2→1着で、
洋芝のコース適性は高そう。
・ターフェルムジーク
昨年札幌スーパー未勝利勝ち上がり後現級頭打ち。
父ノヴェリスト母父ネオユニヴァースは
北海道向きの血統。
・ミモザイエロー
現級で惜敗続きも、父オルフェーヴルの血が
北海道では活きそう。3歳馬なので斤量も軽く
一気に争覇候補。
・ラブラブラブ
未勝利勝ち上がり後凡走続きも、
鉄砲掛けの方がむしろ気持ちよく
走るタイプで、オルフェーヴルの血も合いそう。
この5頭の馬連・3連複BOXで穴馬が
絡めばかなりの高配当も狙えそうです。