馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主のススメ】一口馬主をやってたら、副次的に「ちょっと生きやすくなった」話。

一口馬主を始めて最初の世代、

2016年産のダービーが終わりました。

 

 ワタクシの出資愛馬3歳世代2頭は

ここまでそれぞれ5戦を走って、

 

ステリーナちゃん

⑩→⑧→④→⑦→⑦

 

キービジュアルくん

⑤→⑤→④→⑦→⑥

 

いかにもまだ馬体が出来上がっていなかった

ステリーナちゃんのデビュー戦を除き、

10戦中9戦で奨励金圏内となる8着以内を

記録しています。

 

キービジュアルくんについては2戦目の後に

骨折の一頓挫があったものの復帰。

両馬ともコンスタントに走れていて、

少ないながらもちゃんとお金を咥えて

帰ってきているという点では、

「健康そうな馬に出資しよう」という

ワタクシの目論見は当たったといえそうです。

 

とはいえ、ともにまだ勝ち上がりをして

おらず未勝利戦が終わる8月末まで

あと3ヶ月と迫ってきているので、

全く焦りがないといえば嘘になりますが、

とりあえずは競走生活をしっかり

送れていることに安堵しつつ、

「なかなかままならなんなあ。」などと

思う今日この頃です。

 

 

で、今回の本題。

 

ままならんなあ。

 

これが実感をもって分かったことが、

一口馬主を始めてここまでの

一番の収穫だとワタクシは

思っているのです。

 

何せ相手は動物ですから、そもそも

人間の思う通りにすべて上手く

ことが運ぶことなどはなく、

 

加えて同じ人間である騎手や調教師、

そのほか各関係者の考えることも

当然バラバラであり、一口馬主には

発言権・提案権・決裁権いずれも

ないのですから、当然ここも

ままなりません。

 

この「ままならなさ」こそ、一口馬主

生活の最も歯がゆいところですが、

それをしっかりと受け容れて

噛み砕いたうえで、とりあえず愛馬が

元気で、競走馬としての役目を

全うしていることに喜びを感じられる

ようになるとだいぶ気分も

楽になりますし、

 

この姿勢が日常生活に及ぶと、

今までよりも色々なことに少しだけ

寛容になれて、結果

「少しだけ生きやすくなる」

のではないかと思います。

 

 ※ワタクシ、引き続きなかなか

  短期で不寛容な性分ですが、仕事や

  日常生活ではこれまでに比べると

  信じられなくくらいままならない

  ことに対しての耐性がつきました。

 

 

○種族を問わず

○いかなる時も

○生き物である以上は

○ままならない

 

 

 

ままならないものはままならない、

それを受け入れたうえで「ままなるもの」の

コントロールにリソースを集中する。

 

これって、いわゆる

アンガーマネジメント

にも通ずる考え方です。

 

この理をわがものにできるだけでも、

人生においてなかなか値打ちのある

資産を手にできたといえるの

ではないでしょうか。

 

 

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