馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【3/17JRA】スプリングS見解・「相対」と「絶対」を、「分ければ分かる」

今週もこの季節らしい晴と雨が交互に

やってくる天候で、馬場読みは難しく

なりそうです。

 

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中山の芝1800m重賞は全部で4つ。

中山記念・中山牝馬S・フラワーC、

そして今回のスプリングS。

全てが同じ開催のなかで行われるのが

とも特徴的です。

 

ただ、すべてが同じ開催で行われると

いうことは、あとのレースになるに

つれて馬場読みが難しくなります。

ましてや冒頭で述べた通りのこの季節の

天候ですので、路盤の含水率は乱高下、

負荷が強くかかって「脆く」なっている

事が予想されます。

 

こういった馬場の場合は、「相対的に」

馬力型欧州血統が強い傾向を示しますが、

欧州血統と言っても中身は様々。

適応可能な血統とそうでないものが

玉石混交なのは間違いのないところ。

 

先に述べた通り、「路盤が脆い」という

仮説が当たっていたとするならば、

いわゆる「絶対的に緩い」タイプの

血統は見送っていいでしょう。

 

より具体的にいうと、ハービンジャーや

ワークフォース(キングズベスト)、

付随してキングマンボ系種牡馬の血統は、

統計としては「見送り」でいいでしょう。

個体別で傾向から外れる馬がいる場合は

もちろん例外です。

 

ノヴェリストあたりはちょっと判断に

困りますね。弥生賞のラストドラフトを

見る限りはあまり強気には狙えないと思います。

 

「緩い」という観点でいえば、この時期の

ハーツクライ産駒もちょっと狙いづらいと

言えそうです。

 

そうすると、必然的に狙いたいのは

サドラーズウェルズ系の血統を持った

馬ですが今回の出走メンバーにはおらず。

 

この状況から「脆い路盤で踏ん張れそう」な

馬を探すとすれば、ダートもこなせるアメリカ

血統系種牡馬の仔。このメンバーの中でいえば

クロフネ産駒のエメラルファイト

ダンカーク産駒のシークレットランあたりが

血統的には推奨できそうです。

 

また、レース展開としては中山牝馬Sのように

イン側が渋滞して「相対的に」外差しが

届くような展開が今回も予想されますが、

 

近走を振り返ってその位置取りを取るにあたって、

前の馬が下がってきて「相対的に」そこに

収まるような形になった馬はあまり狙えず、

狙うのであれば、3コーナーあたりから動いて、

「絶対的に」その位置を獲れる馬でしょう。

近走コーナー通過順やレース映像から

この要素でピックアップできそうなのは

ヒシイグアスコスモカレンドゥラ

 

血統傾向的にはちょっと怖いですが、

絶対ダメというほどマイナスではないので

(ヒシイグアスは母系がかなり強めの

 アメリカダート血統で、ノーザンダンサーの

 クロスも持っているので、もしかしたら

 不安点をカバーできるかも)

入れ込んでおいた方がいいでしょう。

 

インが詰まらない≒前が止まらない

ような展開になれば、ヒシイグアス

あっさり勝ってもおかしくないと思います。

 

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