【一口馬主】ポレンティアちゃん最新動画更新、そしてラテマキアート号の訃報…
つくづく生き物を扱うことの厳しさを
感じるとともに、こういう訃報に触れる
たび改めて出資馬はペットではないのだと
強く思う次第です。
ワタクシの出資馬ではないのですが、
シルクホースクラブの2歳世代でも、
ブチ毛のルックスから特に存在感を
放っていたラテマキアート
(ユキチャンの17)が坂路調教後に
倒れて、そのまま亡くなって
しまったとの事…。
恐らく、先だってのフェアリーSで
ゴール直後に倒れてなくなった
アマーティと同様に循環器系≒心臓の
トラブルではないかと思われますが、
続報が待たれます。
究極に速く走ることを目的に人為的な
改良を施されたサラブレッドは、
アスリートであり、同時にレーシング
マシンのような存在。F1マシンの
超高出力パワーユニット同様、
馬にとってのエンジン足る心臓も、
ハイパワーを出すと同時に、脆くも
あるのでしょう。
速く走るために究極まで細く絞られた
腹回りに詰め込まれた草食動物
特有の長い腸と複数の胃、
見た目の通り500㎏近い体重をたった
4本で支えるにはいかにも細すぎる脚、
生命倫理の観点から考えたら本当に
正しい事なのか、考えてしまうことも
あるとはいえなかなか答えの出せない問題。
そこに真摯に向き合うことこそが、
競馬に対して真摯な姿勢を持ち続けるために
できる唯一の事だと思います。
そんな悲しい出来事もありながら、
我が出資愛馬ポレンティアちゃんは
順調にメニューを消化、本格的に
早期移動のめども立ってきそうな予感です。
もちろんこの馬にも、これから先いくつもの
試練が待ち構えていることでしょう。
ただただ、「強くあれ。」と願うばかりです。