【3/9JRA】中山牝馬S見解・別れの季節のレディースサーキット第3戦
多くの一口馬主クラブが牝馬に対して
6歳3月定年制を敷いているため、ここが
ラストランとなる馬も多いレース。
オーシャンSが重賞に格上げされる前は
2月末の開催で、引退騎手や調教師の
ラストランになることもありました。
有名な例では、サクラキャンドルでこの
レースがラストランとなった小島太
元騎手。そんなサクラキャンドルが今週
24歳で亡くなったというニュースがありました。
同馬は、95年に4歳(現3歳)限定・2400m戦で
行われた最後のエリザベス女王杯の優勝馬でもあり、
(翌年より秋華賞が新設、エリザベス女王杯は
古馬牝馬にも開放され2200m戦に施行条件が変更)
つくづく「最後」に縁のある馬でした。
閑話休題。
で、今回の出走表がこちら。
まず、「今回定年組」の取捨ですが、結論
全部バッサリ切ってしまいます。
「最後だからメイチで仕上げてくるのでは?」
という疑問もあるかもしれませんが、ここで
引退となるクラブ馬はその後に引退精算が
行われるため、出資者の要請としては
ここで勝つことではなく無事に回ってくること。
→重賞に出てくるくらいなので、
そこそこの値段で繁殖入りが
確実になっているわけで…
重賞なので奨励金も10着まで出るので
それで十分なわけです。
※逆に500万・1000万条件くらいの「定年組」は、
引退精算より賞金の方が上回る可能性が
高いためメイチ仕上げの激走がままあります。
今週の中山の馬場は、また週の真ん中に
雨が降り、ノメり加減の馬場になりそう。
先週の日曜日を見るに、さらに荒れた
馬場にもなっていそうなので、
パワータイプの筋肉を見せるロベルト、
ノーザンダンサー持ちの馬を狙って
行きたいと思います。
この血統構成に該当し、4歳と若く
バックパサーのクロスや
スペシャルの牝鶏クロスと言った
マニアックな要素も持ったランドネに
惹かれます。ハンデ的にもここが
走り頃ではないでしょうか。
相手は、ディープインパクトと
フレンチデピュティの組み合わせが
2週連続で大穴を演出しそうな
前年覇者カワキタエンカを狙って
みたいですね。
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