馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【POG】【一口馬主】吉田一族所有もしくは社台系クラブのマル外牝馬はしばらくの間しっかり押さえたほうがよさそうな件

ロードカナロアの全弟、ロードオヒアの

デビューで注目を集めた11/4 東京5Rの

新馬戦を制したのは3番人気の

マドラスチェックでした。

 

db.netkeiba.com

このレース、ワタクシも単勝・馬連の両方で

ガッチリと的中させていただきましたが、

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優勝したマドラスチェックは、吉田和子氏所有の

外国産牝馬なのですが、興味深いのはその血統構成。

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ミスプロの3×4のほか、ボールドルーラーが4×5(6代目と7代目にも内包)など

そこそこクロスのきつい配合ですが、北米のスピード血統を凝縮したような

血統構成。それでいて、ヘイローの血が一切入っていないのが特徴的です。

今後も、芝の1400~1800で活躍しそうですが、あまり器用な立ち回りは

出来なさそうな感じです。

 

ただ、おそらくこの馬に関しては、

引退後のSS種牡馬との交配がメインイベントに

なるのではないでしょうか。

 

というのも、社台・ノーザンファームは現在こそ

生産者ランキングトップを独走しているものの、

内包する問題の一つに、SS血統の行き詰まりと

いうものがあり、その解決が喫緊の課題なのは

疑いようのないところ。

 

対策の初歩として、南米からの繁殖牝馬輸入なども

行っており、すでにアルゼンチンから輸入した

マルペンサにディープインパクトをつけた

サトノダイヤモンドのような成功例も出ています。

 

この対策の次のステップとして、幼駒を輸入して

実際に競馬で使いながら繁殖入り候補を選別する

フェイズに突入したと考えても何らおかしいところは

無いはずです。

 

更にもう一頭、この仮説を証明してくれそうなのが、

10/7 東京5R、我が出資愛馬キービジュアルくんの

出走した新馬戦で、2着に10馬身差をつけた

メイクハッピーという馬。

この馬もまた、吉田和子氏所有の外国産牝馬。

db.netkeiba.com

そして、メイクハッピーの5代血統表がこちら。

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これまた北米の一本槍系スピード馬を凝縮したような血統構成。

そしてやはりヘイローを持っていません。

何らかの意図をもってこういった馬を輸入して走らせているのは

恐らく間違いのないところでしょう。

 

もしもワタクシの仮説通り、近い将来の繁殖の事を

主軸に考えてこう言った馬を導入しているのであれば、

少なくとも向こう3~4年程度は、

 ・北米血統でヘイローを持たない外国産牝馬

 ・吉田一族名義もしくは社台系クラブ名義

この条件に当てはまる馬はPOGでも積極的に

押さえておいた方がいいかもしれません。

 

新馬戦・未勝利戦の単複馬券も同様に。

 

また、社台系クラブも例年年末ごろに追加募集馬の

発表がありますが、その中にこういった血統構成の

馬がいたら、おそらくかなりの有力候補だと思うので、

積極的に出資を検討してもいいかと思います。