考察!キービジュアルくんが勝ち上がるために必要なものは?
10/7の新馬戦5着でデビューし、中1週で
臨んだ10/21の未勝利戦でも5着だった
我が出資愛馬キービジュアルくん。
毎レース無事に回ってきて、賞金と
各種手当をしっかりと持ってきてくれる
馬主孝行さんではあるのですが、何にせよ
未勝利戦は勝ち上がらないと先の長い
競走生活を得ることはできないワケで。
どうすればキービジュアルくんは勝ち上がれるのか。
もろもろの決定権や提案権の無い一口
オーナーではありますが、真剣に考えて
みたいと思います。
◆姉も惜敗続きで勝ち上がりに5戦かかってる
キービジュアルくんの一つ上の全姉に、
現500万下のラインアストリアという馬がいます。
キービジュアルくん同様にダートで長くいい脚を
使える馬なのですが、この馬もスタートが決して
上手い方ではなく、デビュー以来掲示板内を
繰り返しながら、勝ち上がりに5戦を要しました。
以下、ラインアストリアの勝ち上がりまでの戦績ですが、
1戦目:新馬 中山D1800 3着 スタート遅れ
2戦目:未勝利 中山D1800 3着 スタート遅れ
3戦目:未勝利 中山D1800 3着 スタート遅れ
4戦目:未勝利 東京D1600 4着 S遅【CP着用】
5戦目:未勝利 中山D1800 1着 S遅【CP着用】
※CP=チークピーシーズの略
こんな感じでした。全弟であるキービジュアルくんが
ラインアストリアと似たような特性を持っていたとすれば、
・東京/京都コースより中山/阪神コースの方が適正高い?
・馬具による矯正が有効。あるいは必要?
以上のような仮説を考えることができます。
◆関係者コメントから見る課題点
ここまでキービジュアルくんに関するコメントで、
課題点を示唆するようなものは以下の通り。
※出資会員限定コメントや有料コンテンツでの
コメントを含むため、大意抜粋にて紹介。
坂路でのラスト1ハロンの手応えに甘さは残る
18年7月・NF早来厩舎長コメント
課題を挙げるとすると手応え良く登坂して
ほしいというのが本音
18年8月・NF早来厩舎長コメント
まだ自分からハミを取っていくところがなく、
前進気勢に欠けますね。
18年9月・NFしがらき厩舎長コメント
また、2戦目を終えた後、騎乗したモレイラ騎手からは
以下のようなコメントがあったようです。
キービジュアル
— シルク・ホースクラブ(公式) (@SILKHCofficial) October 21, 2018
京都2R 2歳未勝利・ダート1,800m 5着
J.モレイラ騎手は「足跡を見て物見したり、キックバックを嫌がったりと、幼いところから流れに乗っていくことが出来ませんでした。芝の中距離あたりでブリンカーなど試してみた方が良いかもしれません」と話していました。
これらのコメントから考えられるのは、
・前進気勢にかける部分がある
→精神的に前向きではない?
→集中力が足りてない?
・落ち着きのある気性だが、外部からの刺激には敏感?
こういった課題が考えられると思うのですが、
改めて明け2歳直後の坂路調教の動画を見ていると、
登坂中に気を抜いて、何度も乗り役から合図を送られている点、
キックバックが顔にかかるくらい前走馬に近づくと顔を上げて
脚色を緩めるなど、現在課題になっていることの兆候が
しっかりと観てとれます。
このことからも、現状キービジュアルくんが
克服しなければいけない課題点は、
・レースにしっかりと集中する
・キックバックなどの外的刺激を嫌がらない
この2点と言えるでしょう。
いずれも成長を待たないことには根本的
解決には至らないものですが、
馬具での矯正を図ることも可能で、姉の
ラインアストリアがチークピーシーズ
装着後2戦で勝ち上がっていること、モレイラ騎手から
ブリンカー着用することを進言されたことからも、
馬具による矯正はある程度有効そうだと言えそうです。
具体的には
・キックバック対策⇒メンコ着用で顔に直接
当たらないように
・集中力対策⇒度合いにより、チークピーシーズか
ブリンカーを着用。キックバック対策と
あわせてパシュファイヤーでも?
このあたりでしょうか。
ここまで2戦、中1週で使ってきているので、
・一旦のフィジカル面でのリフレッシュ
・馬具による矯正のテスト
・行き足がつくよう後肢の鍛え直し
このあたりを目的としつつ、より適性の高そうな
阪神/中山開催まであと1ヶ月強ある時間有効活用のため
いったんNF信楽に放牧してもいいかもしれないですね。
繰り返しになりますが、いずれの事も一口オーナーには一切の
決定権はないものの、こうやって愛馬の事をああでもない
こうでもないと考えるのも、一口馬主生活の楽しみの一つと
言えるのではないでしょうか。