馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】結局、理想の出資馬ってどんな馬なんですかね?⇒ヨシオじゃね?

ここ3回ほど連続でシルクの2017年産

1歳募集馬のピックアップ、検討記事を

掲載したところ、日間PVがいつもの3倍

以上となりました。

 

時節柄、一口馬主募集馬の動向に興味が

集まりやすいのが一番大きなところでしょうが、

皆さんの興味に沿った記事が書けていれば幸いです。

 

chisou-horse.hatenablog.jp

 

chisou-horse.hatenablog.jp

 

chisou-horse.hatenablog.jp

 

そんなこんなで、これから次の出資馬を決めて

行くにあたって、「結局どんな馬が【理想の

出資馬】なのだろうか」などということを

考えてみた次第で、これの答えは馬体の見方が

極論人それぞれの「解釈」の世界であるように、

一口馬主に対してそれぞれが何を求めるかによって

答えが変わってくるというのが結論なのですが、

それを言ってしまってはそこで話が終わりなので、

もうちょっと踏み込んで考えてみようかなと思います。

 

改めて、一口馬主の定義について考えてみますと、

第一義的には「競走用馬出資ファンド」という

名前の「金融商品」なわけで、だとすれば、

投資した資金が増える=回収率の高い馬が

より良い馬だということができそうですが、

では、回収率が高い馬とはどんな馬か。それは、

 

【コンスタントに出走して配当金を獲得する】

 

この一点に尽きると思います。

で、この要件を満たすのに必要なのが

・使い減りしない、連戦の利くタフな肉体

・動じることの少ないメンタル

大きくはこの2点と言えるでしょう。

 

JRAのレースは、上位入着賞金のほかに

「特別出走手当」や「出走奨励金」など各種手当・

奨励金の制度が多数あるので、レースに出れば出るほど

お金が入る仕組みになっています。

 

たとえば、募集総額1000万の馬であれば、たとえ

一度も入賞できなかったとしても、25戦も走れば

特別出走手当だけで約40万円×25戦=1000万円の

獲得金となり、それだけで馬代金が回収可能になります。

 

25戦も走っていれば、1~2度くらいは入着できる

でしょうから、さらに獲得金を上積みして

毎月の委託料もペイできるかもしれません。

 

左様に、コンスタントに走るというのは

出資馬にとってとても重要なことなのです。

 

ここに上位入着や勝利による賞金獲得が

加われば、より黒字に近づくことができるわけです。

 

このような要素から、私が理想とする出資馬は、

2018年7月時点で現役の馬でいうと、クラブ

所属馬ではないですが、先日の盛岡・マーキュリーCで

2着に入ったヨシオみたいな馬ですね。

db.netkeiba.com

本稿執筆時点での通算成績が51戦5勝。

取引価格がブリーズアップセールで486万円の馬ですから、

既に出走手当だけで約2000万円、400%強の回収率を誇ります。

 

その上、出走奨励金交付対象となったレースがこれまで

33回あり、その総額だけでもおそらく1500万円近くになります。

そこに加えてここまでの獲得賞金総額が

1億1942万円ほどですから、そのほかの獲得金すべてを足しあげた

回収率は少なくとも5,000%(馬代金ベース、月額維持費など

各種経費含まず)を超える見込み、恐らく史上最高の

馬主孝行馬と言えるのではないでしょうか。

 

 ※1,050万円で買われて18億稼いだテイエムオペラオーの

  ような例もありますが、馬主孝行の範疇に収まらない

  きわめて大きな勝ち鞍を複数挙げているのでこの

  定義にはあてはまりません…。

 

ぜひこんな馬に出資をしてみたいものです。