【一口馬主】シルク2017年産募集の気になる馬をチェック①
シルクホースクラブからのカタログも無事に着弾し、
7月末の申し込み締め切りまで日々頭を悩ませる事に
なりそうな今日この頃、個人的に気になる馬を
ピックアップしてみたいと思います。
まずは、リストが出た中で気になった馬たちの検証から。
■ロザリンドの2017(父・オルフェーヴル)
ロザリンドの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club
体高:154.5㎝ 胸囲:175.5㎝
管囲:21.3㎝ 馬体重:474㎏ 一口価格:8万円
美浦・木村哲也厩舎入厩予定
筋肉量は素晴らしいところがあるのですが、左後肢が
極端に内旋するのが気にかかります。骨格の問題なのか、
筋肉のバランスの問題なのか不明ですが、克服可能か
どうかがわからず、やや二の足を踏んでしまいます。
また、「父譲りの肉食獣のような眼光」というのも、
吉と出れば大爆発ですが凶と出れば…なので、
8万円の出資はかなりの博打になるのではないか、と。
■パーフェクトジョイの2017(父・ルーラーシップ)
パーフェクトジョイの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club
体高:150.0㎝ 胸囲165.0㎝
管囲:20.5㎝ 馬体重:373㎏ 一口価格:5万円
栗東・小崎憲厩舎入厩予定
価格記載なし名簿で見つけた際に4~5万くらいで
出てくるかな、と言っていたらドンピシャでしたね。
エアグルーヴの血を引いているのがよくわかるような
スッキリとした品のある作りで、トモの筋肉はさらに
大きく発達しそうです。5月生まれでまだまだ
体は大きくなると思うので、現状の馬体重は
そんなに気にしなくていいでしょう。
歩様は、後肢が両方ともやや内旋気味ですが、
これは筋肉が発達すれば改善されそうです。
背中と首の使い方はとても柔らかいですね。
■ディープストーリーの2017(父・エピファネイア)
ディープストーリーの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club
体高:152.0㎝ 胸囲:165.0㎝
管囲:20.0㎝ 馬体重:391㎏ 一口価格:5万円
栗東・音無秀孝厩舎入厩予定
思ったよりも安い価格で募集がかかりました。
コストパフォーマンス的にはかなりお得そうですが、
ほかのエピファネイア産駒が現段階で筋骨隆々、
馬体重も450kgを超える個体が多い中、やや
小柄な馬体が、競争成績的にどう出るのかはあと
2~3年しないとわからないです。
同じロベルト系でいえば、リアルシャダイ産駒の
ライスシャワーに似ているかもしれません。
顔の白徴の「ドット欠け」はグラスワンダーに
そっくりなので、ロベルト系のいい要素を
受け継いでくれていたらいいのですが…
歩様は、飛節がギュンと伸びるところがとても
好感が持て、それが推進力につながっているのが
とてもいいと思います。
■アーデルハイトの2017(父・クロフネ)
アーデルハイトの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club
体高:154.0㎝ 胸囲:175.0㎝
管囲:19.8㎝ 馬体重:459㎏ 一口価格:4.8万円
栗東・池添学厩舎入厩予定
サイズ、馬体づくり共にとてもオーソドックスで、
やはり思った通りコストパフォーマンスの高そうな馬です。
全姉のロッテンマイヤーとは毛色が違い、父の
クロフネにそっくりな芦毛の馬体は、歩かせてみると
柔らかくも見え、ゆるくも見え…とても難しいですね。
ただ、顔つきは募集馬の中でもとびぬけて聡明そうなので、
操縦性やレース勘の身に着け方はかなりよさそうに思えます。
■ポルケテスエーニョの2017(父・ストリートセンス)
ポルケテスエーニョの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club
体高:164.5㎝ 胸囲:175.0㎝
管囲:21.6㎝ 馬体重:478㎏ 一口価格:6万円
美浦・武井亮厩舎入厩予定
この馬は思ったよりも高い価格で出てきました。
体格はすぐにでも競馬に使えるのではないかというくらい
がっちりとしていて、歩様もいかにもパワフルな印象を
受けます。体幹の軸がぶれないところも好感が持てます。
おそらく、複数勝利を挙げる馬になると思います。
古馬になってからも交流重賞を転戦できるようになれば
高い回収率も期待できるかもしれませんね。
ほかにも気になる馬が何頭かいますので、
また改めてチェックをしていこうと思います。