充実の古馬中距離番組。金鯱賞傾向分析
昨年より大阪杯の前哨戦としてこの時期に移行して、
春の古馬中距離重賞は右回り・左回り・急坂ありの
とても充実した番組体系になりました。
過去5年間の結果は以下の通り。
金鯱賞|2017年03月11日 | 競馬データベース - netkeiba.com
金鯱賞|2016年12月03日 | 競馬データベース - netkeiba.com
金鯱賞|2015年12月05日 | 競馬データベース - netkeiba.com
金鯱賞|2014年12月06日 | 競馬データベース - netkeiba.com
金鯱賞|2013年11月30日 | 競馬データベース - netkeiba.com
わざわざ左回りのレースにエントリーしてくる馬が
多いことからも、左回りの適性が高い馬、加えて
上位入着馬にリピーターもそこそこみられることから
コース適性も持った馬がより有力といえるでしょう。
また、今週は土曜日までは雨模様のため、
馬場は回復途上でも渋っていると見られ、
道悪適正の有無も重要になってきそうです。
以上より、有力馬に挙げたいのはこの5頭。
サトノノブレス
→このレースは2014年に2着、2015年に3着で
コース適性は十分。道悪での実績も2013年
菊花賞2着などあり。今回はサトノダイヤモンドの
僚馬としての参戦も、マークがサトノダイヤモンドに
集中すれば「まさか」も…。
スワーヴリチャード
→典型的なサウスポー。能力的にも最上位で、
血統面でも道悪は苦にしなさそう。
ブレスジャーニー
→キャリア3勝すべて左回り。祖父エンパイアメーカーと
母系のロベルト内包で血統的にも道悪適正高く、
実際に重賞2勝は稍重での勝利。
メートルダール
→前走同コースで重賞初制覇。
母系にロベルト内包の血統も道悪歓迎。
ヤマカツエース
→現在このレースを2連覇中。コース適性は
ダントツ。道悪は2015年の福島記念を
勝っており、実績的にも問題なし。
サトノダイヤモンドについては、そもそも
道悪の適性が高くなさそうなのと、
陣営の弱気なコメントがAJCCのゴールドアクターを
ほうふつとさせるので、今回は消しです。