極寒のダートスプリント。根岸S傾向分析
年度初のGⅠ、フェブラリーSの前哨戦に位置しながら、
それぞれ独特のコース設定のためあまり先につながらないこのレース、
ダート短距離のスペシャリストを狙っていきたいところ。
○1番人気の信頼度はそこそこ高い。
ここ3年間は1番人気の馬が連勝中。過去10年に範囲を広げてみても
1番人気が4勝で最多(複勝率60%)、ついで4番人気が3勝(複勝率30%)、
一方2、3番人気の信頼度はあまり高くなく3番人気は10年間で勝利無し。
○ダートレースのなかでは追い込みが利く
昨年の優勝馬カフジテイクのほか、2015年の優勝馬エアファリハや
古くはブロードアピールなど、後方一気の馬がダートのなかでは
特筆して目立つレース。加えて開催初週らしい内枠好位抜けだしも
相当数上位に絡んでおり、この傾向の馬から入るのがベター。
○血統的に目立つフレンチデピュティ
コース成績上位種牡馬はキングカメハメハやゴールドアリュールなど
ダート短距離定番の馬が多く入る中、フレンチデピュティ、その産駒の
クロフネが目立って好成績を上げています。
以上の傾向から挙げる推奨馬は以下の通り。
カフジテイク
昨年の優勝馬ですが、一番傾向に強く当てはまります。
キングズガード
カフジテイクに次いで傾向に当てはまり、なおかつ馬体の仕上がりがよく
ここに来て成長&プロキオンSでカフジテイクを逆転しているところも不気味。
サンライズノヴァ
コース実績もあり、上記2頭に比べて若干前めでの競馬も可能。
柔軟性はありそうなので十分争覇圏内。フェブラリーSなら本命候補。
騎乗予定のC.ルメールがコース複勝率60%近く、連下には入れておきたい。
ブルドッグボス
前残りで穴をあけるならこの馬。オッズが高めならば妙味アリ。
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