【一口馬主】ステリーナちゃんの入厩が見えてきた6月頭の愛馬近況
新馬戦もスタートしまして、いよいよワタクシが
出資している2歳馬2頭、ステリーナちゃんと
キービジュアルくんもデビューに向けて育成の
ピッチが上がってくるのでしょうか。
6月頭になり、シルクホースクラブHPに掲載の
近況情報も更新され、我が愛馬2頭の最新の
状況も掲載されました。
まずはステリーナ。
ステリーナ | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club
この中間も飼い食いが非常に良好で、体重が450㎏まで
増えました。担当者コメントによれば「飼い食いが良好で、
毎週の体重測定では右肩上がりに増加しているのは
頼もしいですね。馬体に少しずつ幅が出ていることが、
体重増加につながっていると思います。」とのこと。
出資当初に見込んだ内臓の強さをいかんなく発揮
しているようで、実に順調な育成の進捗と言えそうです。
繰り返し強調している「内臓の強さ」ですが、特に
消化器系についてはサラブレッドが草食動物であり、
品種改良の結果極限まで絞り込まれた腹回りに
極めて長い腸と複雑な作りの意が詰め込まれている以上、
どうしてもウィークポイントになる部分であり、
この部分の丈夫さは、今後も出資馬選びに際しては
こだわっていきたいポイントです。
先日も、同じシルクの馬であったオブセッションが、
手術後の合併症というやや特殊な経緯とはいえ
大腸炎によって命を落としてしまう悲しい出来事がありました。
過去をさかのぼても、ナリタブライアン、エルコンドルパサー、
アドマイヤベガなど胃腸のトラブルによってこの世を去った
名馬は枚挙にいとまがないのです。
今後とも、クラブには各馬の買い食いの状況や、
時には「ボロ」の質についても詳しく伝えて
頂きたいものです。
そんなステリーナですが、入厩予定先の美浦・大和田成
厩舎との入厩打ち合わせが「6月中」をめどに進んでいる
とのこと。キービジュアルの方が先のデビューになるかと
思っていましたが、こちらの方が先になりそうです。
左手前のフォームがダイナミックな馬なので、左回りの
8月の新潟あたりでデビューでしょうか。そうすると、
今年の二冠牝馬アーモンドアイと同じ開催でのデビュー
となり、とても縁起がいいですね。
坂がない点・スクーリングができる点で東京デビュー
よりもいいのではないかと思います。
2歳戦で3~4走くらいコンスタントに使ってくれると
うれしいです。本格化自体はもう少し先になりそうなので、
無理なく競馬を教えながら、勝ち上がりくらいはして
ほしいというのが現段階での期待です。
お次はキービジュアル。
キービジュアル | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club
ステリーナよりも早く育成が進んでいると思っていたら
ここに来て「まだ全体的に緩さがある為に、体全体を
しっかり使い切れていません。」というちょっと気になる
コメントが。馬体重も530㎏台に乗り、ちょっと逞しすぎる
印象をうけます。相変わらず筋肉量が多く、それにもかかわらず
スタミナ豊富という評価のようで、しっかりと競馬の基本を
覚えていってほしいなと思います。
気性はとても素直で賢い馬のようなので、ちゃんと
走り方を覚えればもっとよくなってきてくれるのでしょう。
夏ごろの入厩を目指すという点は引き続き変わって
いないようなので、入厩後は9月の阪神か10月の京都
あたりで下ろしつつ、冬のダート戦線で堅実に走って
勝ち上がってくれれば、と思います。