【日経賞・毎日杯】3/24JRA重賞傾向分析
今週も土日で4レース重賞競走が組まれているので、
土日それぞれ2レースずつまとめての傾向分析
記事とさせていただければと思います。まずは土曜日。
◆機動力勝負でオッズに惑わされるな!
日経賞傾向分析
過去5年間の結果は以下の通り。
日経賞|2017年03月25日 | 競馬データベース - netkeiba.com
日経賞|2016年03月26日 | 競馬データベース - netkeiba.com
日経賞|2015年03月28日 | 競馬データベース - netkeiba.com
日経賞|2014年03月29日 | 競馬データベース - netkeiba.com
日経賞|2013年03月23日 | 競馬データベース - netkeiba.com
パッと見でわかるのが、1番人気があまり強くなく、
上位入着馬の単勝人気も広範囲にばらけていること、
さらにいわゆるリピーターの上位入着が多いことで、
これはつまりコース実績≒適性の高さが勝負の
分かれ目になるということで、具体的にどんな
適性が必要なのかといえば、「機動力」の
必要なレースであると言えそうです。
中山の2500mは、スタートからゴールまでコーナー6つ、
アップダウンもコース約1周半で通算15m近くになるため、
いかようにも展開がまぎれる、ゲートが開いた後でも展開が
コロコロと変わる難解なコースでもあります。
また、血統的にはやはりディープインパクトがあまり強くなく、
いわゆる「中山向き」なパワー型血統の台頭が目立ちます。
とはいえ、前週のフラワーCがディープインパクト産駒の
ワンツーというケースもあり、今回のケースでいえば
いずれの馬も母系が欧州血統という共通点があったなど、
血統表は詳細に確認しておく必要がありそうです。
今回は、【機動力(確実に3~4コーナーから進出できるか)】
【過去のコース実績】【血統傾向】から以下の馬を有力候補に挙げます。
アルター
実績的にはいま一つも、下級条件戦ながら戦績は安定。
機動性はありそう。また、血統的にも非常に適性が高そう。
前走は大箱の府中で惨敗だが、展開がまぎれたら一発に魅力。
ガンコ
こちらもまだ準オープンを勝ちあがったばかりだが、
日経新春杯3着の実績と、ノメるような馬場への適性は
既に実証済み。関東遠征が初なのがどう出るか…。
キセキ
香港での惨敗からの出直しレース。器用にさばける
機動力と、いかにも道悪歓迎のルーラーシップ産駒で、
すんなり人気通りに勝つケースも十分にありそう。
ゼーヴィント
コース実績もあり鉄砲駆けも利くタイプ。
ディープインパクト産駒だが母父ブライアンズタイムで、
血統的にはスルーできない。
チェスナットコート
準オープンを勝ちあがったばかりの馬だが、戦績安定。
機動力も十分ありそうなレースぶりで、蛯名が
サクラアンプルールでなくこちらを選んだのも気がかり。
◆現段階での完成度が最重要?毎日杯傾向分析
過去5年間の結果は以下の通り。
毎日杯|2017年03月25日 | 競馬データベース - netkeiba.com
毎日杯|2016年03月26日 | 競馬データベース - netkeiba.com
毎日杯|2015年03月28日 | 競馬データベース - netkeiba.com
毎日杯|2014年03月29日 | 競馬データベース - netkeiba.com
毎日杯|2013年03月23日 | 競馬データベース - netkeiba.com
昨年のアルアイン(1着・皐月賞優勝)、キセキ
(3着・菊花賞優勝)や2013年のキズナ(1着・東京優駿優勝)
のほか、古くはテイエムオペラオーなどのちの
チャンピオンホースを輩出する一方、その後の成績を
みるとここがピークの馬も多いレースで、とにかく
現段階での仕上がり度合いがモノを言いそうです。
直近成績とレースぶりから有力候補になりそうなのは
インディチャンプ
ギベオン
シャルドネゴールド
ノストラダムス
ブラストワンピース
ユーキャンスマイル
このあたりでしょうか。
星の回し方については、大いに迷いそうです。