冬の大荒れ牝馬ハンデ、愛知杯傾向分析
冬の牝馬&ハンデ重賞という、荒れる要素満載の
愛知杯、今年の波乱の主役は???
○波乱の傾向を含みつつ、1番人気の勝利もアリ
過去5回の上位3頭の単勝人気&斤量は、
2017年:1人気(53㎏)→10人気(52㎏)→6人気(53㎏)
2016年:8人気(55.5㎏)→5人気(50㎏)→4人気(53㎏)
2014年:1人気(56㎏)→2人気(56㎏)→10人気(54㎏)
2013年:12人気(50㎏)→14人気(51㎏)→13人気(55㎏)
2012年:7人気(51㎏)→10人気(52㎏)→2人気(56㎏)
※2015年は開催無し。
全体的に波乱気味の傾向ではあるものの、昨年と2014年にはしっかりと
1番人気が 勝ってもおり、1番人気馬の取捨選択が必要と思われます。
○このレースで来る1番人気・飛ぶ1番人気
2017年の勝ち馬マキシマムドパリと、2014年勝ち馬
ディアデラマドレについて、モノサシ試作1号機で採用の
「1番人気鉄板全書」を用いてこの2頭の1番人気信頼度を測ると、
・マキシマムドパリ 信頼度【D】
・ディアデラマドレ 信頼度【A】
両極端な結果が出ました…。
今年の上位人気見込み3頭(netkeiba.com予想オッズ 1/11現在)で見てみると…
・マキシマムドパリ(2.7倍) 信頼度【A】
・クインズミラーグロ(4.2倍) 信頼度【D】
・キンショーユキヒメ(5.0倍) 信頼度【D】
昨年は信頼度Dだったマキシマムドパリがなんと今回は信頼度A。
これは、昨年の愛知杯以降此処までの安定した成績が影響をしています。
一方で、クインズミラーグロ、キンショーユキヒメが逆転で
1番人気になった場合の信頼度はともにD。大きな傾向としては、
やはりあまり1番人気を信用できないレースであるとはいえそうですが、
マキシマムドパリが1番人気のままであれば、アタマで買う想定でもよいでしょう。
○外からの差し・追い込みが届きやすいコース。冬でもSS系が上位に。
ここ5回の決まり手は、
2017年:外差し→番手から粘る→番手から粘る
2016年:追い込み→外差し→中団から伸びる
2014年:外差し→中団から伸びる→追い込み
2013年:中団から伸びる→好位抜け出し→好位抜け出し
2012年:逃げ切り→番手から粘る→好位抜け出し
前が残る場合も後ろから届く場合も、固まって上位入線の傾向。
また、血統的には冬競馬にもかかわらずサンデーサイレンス系が
上位に来ている傾向。キングカメハメハ産駒の活躍も目立ちます。
穴をあけるならばスタミナ勝負でサドラーズウェルズ系も一考。
昨年末の中京開催の芝レースの傾向としては、
・外から伸びて、差し・追い込みがしっかり届く
・SS系の複勝圏内率極めて高い。
・SS系以外の血統では、乾いたパワー馬場で生きる
種牡馬の産駒が絡むことも(特に前残りの場合)。
傾向分析は、下記書籍の「古澤ノート」を使用しています。
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○愛知杯、馳走人推薦馬は以下の通り。
以上の傾向分析から馳走人が推薦する馬は、
・アンドリエッテ
・キンショーユキヒメ
・ギモーヴ
・クィーンチャーム
・クインズミラーグロ
・ブラックオニキス
・マキシマムドパリ
・メイズオブオナー
・リカビトス
・ワンブレスアウェイ
上記10頭。ここから枠順をもとに絞り込んでいきます。