一年の計は金杯にあり!?東西金杯傾向(京都金杯編)
続いて京都金杯編。
こちらも中山同様過去5年間の傾向を分析して有力馬を探っていきましょう。
○中山同様上位人気馬での決着多めも…
過去5年の1→2→3着馬の人気は、
2017:1人気→6人気→5人気
2016:3人気→13人気→7人気
2015:5人気→4人気→7人気
2014:6人気→1人気→5人気
2013:1人気→6人気→7人気
中山よりは若干中穴どころも絡んでいる傾向。
2016年については13番人気のテイエムタイホーが
2着に入る波乱となっています。
○関西馬も強し!関東馬はかなり不利。
過去5年で3着以内に入った15頭の所属はそれぞれ
関東:2頭 関西:13頭
関西馬が圧倒的多数を占めています。
関東馬は、よほどの理由がない限りは消しでしょう。
○こちらも、過去に重賞好走(3着以内)経験がある馬強し。
中山同様ある程度の実績は必要。さらに関西馬が
圧倒的というところで、この条件に該当する関西馬は
アメリカズカップ
ウインガニオン
カラクレナイ
キョウヘイ
クルーガー
スズカデヴィアス
ダノンメジャー
ブラックムーン
マイネルアウラート
ラビットラン
以上の10頭ですが、やはり多すぎますので、絞っていきましょう。
今年の金杯、意外とレベルが高いかも??
○直近3走以内でOP以上の勝ち鞍がない馬は消し
カラクレナイ
キョウヘイ
クルーガー
スズカデヴィアス
ブラックムーン
マイネルアウラート
以上6頭が該当。
残ったのは以下の4頭。
アメリカズカップ
ウインガニオン
ダノンメジャー
ラビットラン
ここに馬券的妙味狙いで関東馬を1頭。
今回登録のうち「関西遠征する理由がある」と見たのは、
ストーミーシー
遠征の理由は、同厩のブラックバゴが中山金杯に出走のため、
こちらに回ってきたといったところでしょう。
わざわざ使い分けてきたのは、ここを獲るための準備を
してきていると考えてもよさそうです。
前走準オープンを勝ったばかりですが、近5走は
1着→5着→5着→2着→1着
と、非常に安定しているほか、3歳春にNZT(GⅡ)で
2着に入った経験があり、底力はありそうです。
この5頭について、追い切りのタイムや枠順、馬場状態、前日オッズなどを
もとに予想を組み立てていきます。